2020年08月17日

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第1874例会

 

 

リーガロイヤルホテル広島

新会員卓話
「自己紹介」

 

 

 

 

蓋 寿朗君

 

 

 

 昨年8月に、広島中央ロータリークラブに入会させていただきました蓋です。特に医師の先輩方だけでなく、各界のリーダーの皆様が在籍される当クラブの一員となれたことを光栄に思っております。
 私の略歴をスライドでお示ししますが、1987年に広島大学医学部を卒業の後、ご覧の様に様々な職場で仕事をしてきました。あまりの異動の多さに、自分自身でも「これでよかったのかな?」と思うこともありました。そんな時、Steve Jobsの有名なスピーチの動画で「connecting the dots」という話を聞きました。「点と点の繋がりは予測できません。あとで振り返って、点の繋がりに気づくのです」というお話です。最近、まさにそうとしか思えないお話がありましたので、自己紹介をかねてそのことをお話したいと思います。
 昨年9月の「医師協だより」に寄稿させていただいた院長就任のあいさつ文を本日お配りしていますが、そこにあるように、私は2009年の新型インフルエンザ流行時に神戸の病院に在籍しており、日本で最初に発生したクラスター対応に従事しました。その当時も、そして、昨年このあいさつ文を書いた時にもまさか、舟入市民病院の病院長就任1年経つ前に今回の「コロナ禍」に巻き込まれるとは夢にも思っていませんでした。
 新型コロナウイルス感染症については、広島では4月には大きなクラスターが2ヵ所発生したために、医療体制はかなり逼迫しました。特に当院は、急速な受け入れ患者数増加と看護師3名の感染事例もあり、一時期かなり厳しい状況となりました。幸い、市民の皆様の行動自粛と他の医療機関の協力のおかげで、5月から6月にかけて一旦落ち着いた状況となりました。また、大変な時期には当ロータリークラブをはじめとする多くの市民の皆様の応援をいただき、当院一同なんとかこの初期対応を乗り切ることができました。ありがとうございました。
 現在、8月中旬、広島県では新規陽性者の発生が減少しています。広島県の現状と今後の想定についてお話して、みなさんと「with コロナ」の時代をどう生きるべきかを考えることができればと思っています。
 このように、今回のコロナ禍との対峙の中で、私自身の様々な経験が繋がってきていることを実感しています。ロータリークラブの中での新たな繋がりも未来に活かしていければと考えています。今後もよろしくお願いします。

 

 

 



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