2019年10月28日

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第1851例会

 

 

場所:リーガロイヤルホテル広島

新会員卓話

 

 

 

「自己紹介」
小林正夫 君

 

 

 6月に広島中央ロータリークラブに入会させていただきました。自己紹介を兼ね40年間にわたり携わってきました,小児医療,特に小児がん治療の進歩についてお話しさせていただきます。
 1978年に広島大学医学部を卒業した当時,小児急性白血病の生存率はわずか20%程度であり,診断された患者さんのご家族はほとんどが死を覚悟されていました。それから40年,白血病診断と治療のブレイクスルーを経て,2018年の小児白血病の生存率は90%前後となっています。働き方改革なんて関係ない時代であり,とにかく病院に籠もって夜を徹して臨床と研究に打ち込んだ日々でしたが,一人一人のお子さんが治癒していく姿を見とどけることに喜びを感じ,苦しくも楽しき日々を過ごしてきました。広島県では年間約60名,新しく小児がんと診断される患者が発生しています。広島大学病院と広島赤十字原爆病院の二つで診療にあたっています。ほとんどの患者さんが治癒,生存していきますので,小学校入学時には,1学年1,000人に一人は小児がん経験者という割合になっていきます。小児がんを経験した患者さんが,これから50年,60年という長期の人生を一般の人と同じように歩めるよう,生存とともに質の良い治療が求められます。同時に,就学(教育),就労,結婚等人生における多方面からの支援も必要です。国際ロータリーをはじめ,ロータリークラブの皆さんには小児がん治療に必要な献血事業を含め,患者・家族の心理社会面から,この15年多大なるご支援をいただいてきています。今後も,一人でも多くの患者さんを支援できるよう,医療者としてのみならずロータリアンとして活動をしていきたいと考えています。何卒ご指導よろしくお願いいたします。

 

 

 



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