2019年05月27日

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第1835例会

 

場所:リーガロイヤルホテル広島

会員卓話 「障がい者と青少年」

 

 

 

 

吉清 有三 君

 

  青少年育成事業として、障がいの有る人達と一緒に過ごす機会を作ることを、ミッションの一つに挙げて社会実験を行っています。
 具体的には、修学旅行先に広島を選択した小中学生。学年の生徒数が20人未満から200人を超す学校と色々ですが、6名から約40名のグループを対象に平和体験学習を開催しています。前半はグローバルな平和を考える力を養うこと、平和記念公園に集積する千羽鶴の再生を障がい者支援事業として、千羽鶴ファクトリー構想を掲げ、原料→再生紙の抄紙→加工→組立→販売の出来るメーカーとなること、そして障がいを優とした職人に育てることを目的としていること、後半は広島市から預かった千羽鶴を丁寧な解体仕分けを体験すること、そして再生紙で作る「手作りえんぴつ」を障がいの有る職人達から学んで、最後に職人達はサプライズプレゼントを渡して2時間の平和学習が終了しました。
 大人になって家族全員で、広島を訪ねることを約束して、障がいの有る職人達は多くの修学旅行生と楽しい時間を共有しています。
 結果を求めるのではなく、少しずつ障がいの有る職人達が心を開き、前を向くことへの支援が、青少年の育成と同じ社会実験の中にあると考えて続けています。
                                         
最近の修学旅行平和体験学習から

 

 

 

 

 

 

 



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