2018年03月12日

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第1785例会

 

 

場所:リーガロイヤルホテル広島

新会員卓話「自己紹介」

 

 

 

渡邉 義文 君

 

 岡三証券広島支店長の渡邉です。1964年(昭和39年)7月24日、岐阜県羽島市に生まれました。自身の記憶にはありませんが、この年の10月1日に東海道新幹線(東京−大阪間4時間、2480円)が開通し、10月10日には第18回東京オリンピック(94ヵ月国、5541人の選手が参加、日本は16個の金メダル、5個の銀メダル、8個の銅メダル合計29個獲得)が開催されました。オリンピック開会式の翌日である10月25日には広島出身の池田隼人首相が健康上の理由から退陣し佐藤栄作内閣へと引き継がれました。
「オリンピック景気」に沸き、その反動から「40年不況」がありましたが1970年まで「いざなぎ景気」と続き、高度経済成長時代の申し子としてこの世に生を受けました。
 その後大学を卒業後、1964年(昭和63年)岡三証券静岡支店に入社しましたが、やはりこの時もいわゆるバブルの絶頂でした。1989年12月29日には日経平均株価ザラ場38957.44円の最高値を付けました。その後入社9年目に従業員組合の専従として東京に赴くこととなり在任3年間と特に委員長時代には労務環境の改善や今後の組合のあり方等様々な改革に努力いたしました。
 専従終了後は虎の門支店を経て八王子支店に勤務し、この間の2008年9月15日にアメリカの投資銀行であるリーマン・ブラザーズ・ホールディングスが経営破綻、連鎖的な世界的金融危機に発展し日経平均株価も10月28日にはバブル崩壊後最安値の6994.90円を付けました。その後2009年4月に名古屋支店営業部長、2010年5月刈谷支店長、2012年4月千葉支店長、2015年4月新宿支店長、そして2017年4月よりこの広島にお世話になり、早いものでもう1年が過ぎようとしております。
 2011年に子供の成長に伴い東京都小平市に住まいを構えましたが、新宿支店長の2年間以外は名古屋勤務以来単身生活です。家族は妻とこの4月から社会人2年生になる長女、高校3年になる長男です。
リーマンショックから10年が経過し、現在の世界情勢は地政学的リスクがあるものの世界的に好循環な景気サイクルに入っているものと考えます。昭和33年の戊戌からほぼ30年毎にこのサイクルは訪れているようです。そして今年は60年ぶりの戊戌。この4月で入社して30年が経ちます。昨日の丹羽元駐日大使ではありませんが、いろいろな形で時代は繰り返されるものです。私の証券
マン人生で最後の波が来ていると確信しております。まさしく今の私の仕事は、ここにいらっしゃる皆様も含め、当社のお客様、会社に対しお役に立てる最後の数年間と考えております。
 ここで当社について少しお話しします。当社は1923年(大正12年)4月4日三重県の津市に岡三商店として創業いたしました。ちなみに屋号の「岡」は出資者の岡副氏の恩義を忘れぬための頭文字一字であり「三」には三人の兄弟で力を合わせていこうという創業者加藤清治の願いを込めたものです。おかげさまでこの4月4日創業95周年を迎えます。かつての準大手証券として独立独歩を貫いてきたのはとうとう当社だけとなりました。当社の魂を披露いたします。
「−、誇り高き証券マンとなれ、誠実とファイトでゆけ、常に考え自己を磨け、会社的使命を自覚せよ、−、団結を強団にせよ、目標を掲げ邁進せよ、信頼よ
り湧出る友情を育くめ、組織の力をフルに生かせ、一、顧客を創造せよ、計画性を持ち果敢に行動せよ、新戦術をあみ出せ、顧客の心に飛び込め」
以上の社長三訓を毎日の朝礼で唱和しております。
 こうしてロータリーの例会等を重ねるたびに思うことは、当社の社訓もどこかロータリーの精神に似ているように思えます。勿論、一昨年亡くなった会長、
もロータリアンです。
 以上を自己紹介とさせていただきますが、あまりに味気ないので別紙にありますよう、今年注目される技術と関連企業について簡単にまとめてみましたのでご覧下さい。証券会社は単に市場のボラティリティを利用した値上がり益を追求する株式や、債権、投資信託の販売だけではなく、お客様のリスク許容やニーズに合った商品をハンドメイドで作成し提案しております。特に最近では長引く低金利の時代にあり、金融法人、医療法人、大学、財団、事業法人とそのニーズは高まっております。その他企業の上場のお手伝い、事業用地の売買、相続関連業務、事業承継やM&A、節税を鑑みた事業保険やリース等様々にお役にたてる機会があると考えております。参考になることも多々あるかと思いますので、気になることがあれば是非一度はご相談下さい。
 最後に、この広島にあと何年いられるかわかりませんが、諸先輩の皆様方に
ご指導を頂きながらこの中央ロータリーの発展にいくばくかの貢献が出来ればと考えております。今後とも宜しくお願いいたします。本日はご清聴ありがとうございました。

 

 

 



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