広島・Hiroshima Center Rotary Club | 広島中央ロータリークラブ

会長時間	「７つ目の重点分野・環境」
	従前、ロータリーの重点分野は、平和構築と紛争予防、疾病予防と治療、水と衛生、母子の健康、基本的教育と識字率向上、地域社会の経済発展の６つでありました。　ただ、ロータリーの調査によると、ロータリアン、ローターアクター、学友は、環境問題が世界的に重要であると考えていることが分かりました。また、ロータリーが、重点分野に関する徹底した評価をしたところ、すでに既存の重点分野を通じて、相当数の環境に関するプロジェクトを支援していることが明らかになりました。具体的には、過去５年間、財団のグローバル補助金では、１８００万ドル以上が環境に関連したプロジェクトに充てられてきました。　こうしたことを受けまして、ロータリー財団管理委員会と国際ロータリー理事会は、「環境」という新たな７つ目の重点分野を追加することを発表しました。環境保護のための別個の重点分野を設立することで、ロータリアンが世界中の地域社会で好ましい変化をもたらし、より大きなインパクトを生み出す一助となることが期待されています。この７つ目の重点分野が追加されたこと自体は、昨年２０２０年６月に発表されていたのですが、このプロジェクトのための補助金申請は、２０２１年７月１日から受付開始となっています。　ロータリーの重点分野の中身については「重点分野の基本方針（https//my. rotary.org/ja/document/595）という資料で示されており、７つ目の重点分野「環境」が追加された２０２０年１０月版が公開されています。ここでは、「ロータリーは、天然資源の保全と保護を強化し、環境の持続可能性を高め、人と環境との調和を促す活動を支援します。」と述べたうえで、この目的と目標について、「１．陸地、沿岸、海洋、淡水資源の保護と回復」「２．天然資源の管理と保全を支援する地域社会と地方自治体の能力向上」「３．生態系の健全さを改善するための農業生態学および持続可能な農業、漁業、水産養殖の実践の支援」「４．　気候変動と気候混乱の原因への取り組み、および温室効果ガスの排出削減のための解決支援」「５．気候変動と気候混乱の影響を受ける生態系と地域社会の回復力の強化」「６．環境を守る行動を推進するための教育支援」「７．資源効率の高い経済を築くために、生産物の持続可能な消費および環境に配慮した副産物の管理の提唱」「８．環境正義の問題と環境公衆衛生上の懸念への取り組み」が挙げられています。　そして、グローバル補助金の受領資格に関する記載ではありますが、「環境に好ましく、測定可能で持続可能なインパクトを達成すること」「環境に有害な特定の問題を解決するための包括的かつ総合的なアプローチが必要であること」が求められており、１回限りの清掃、戦略的でない植樹、総合的プロジェクトの設計を伴わないインフラの購入設置、１回限りの研修などは含まれないとされています。　この新しい７つ目の重点目標「環境」については、細かい中身や実践例は、これからまた明らかになっていくのでしょうが、今回は、ロータリーの重点目標は７つになっているということをご紹介させていただきました。

	幹事報告 ●ＢＯＸ配布物の確認　・雑誌類＝ロータリーの友誌　・理事役員会議事録・5月例会プログラム理事役員会等　・例会終了後、12階「ライラック」にて第5回次年度理事役員会開催委員会報告等　・職業奉仕＝ロータリアンの行動規範唱和　・出席＝出席報告　・クラブ広報＝ロータリーの友誌紹介

【第1892回例会のアルバム 14枚】
【ロータリアンの行動規範唱和】

【2021学年度米山奨学生の紹介】
		李海月さん
【連続出席表彰】

【会長時間】

【出席報告】

【ロータリーの友誌紹介】

【ニコニコ箱時間】


【ゲスト卓話】


広島中央ローターアクトクラブの村上会長、板井副会長による「広島中央ローターアクトクラブの活動報告」と題して卓話が行われた。



2021年04月12日	>> 一覧へ

2020-2021年度　4月期　第1892回例会記録