2020年10月05日

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2020-2021年度 10月期 第1879回例会記録

 

【場所】リーガロイヤルホテル広島
【ロータリーソング】奉仕の理想

 

 

 

本日の
プログラム

クラブフォーラム(米山奨学)
米山記念奨学会について

 

 

 

卓話者 安藤ロータリー財団・米山奨学委員長

 

 

 

担当委員会 ロータリー財団委員会

 

 

 

祝事等 ・会員誕生日(7名)徳見 河野 通谷 芥川 田中 大坂 福田
・配偶者誕生日(5名)神保 吉清 石原 西川(済) 西井
・特別なお祝い
 通谷 章会員(古稀の祝い)
 福田 浩会員(還暦の祝い)

 

 

 

 

 

会長時間  「米山月間について」
 第1例会でございますので,ロータリーの特別月間についてお話しをさせていただきます。
 今月10月も,国際ロータリー(RI)理事会が指定した月間のほかに,日本独自の月間テーマが設定されています。今月10月のRI指定月間は「経済と地域社会の発展月間」となっており,これに加えて,日本独自の月間テーマとして「米山月間」が設定されています。
 なぜ米山月間が10月なのかについては,あまり特別な理由はないようです。もともとは1975年に,米山奨学事業への理解を深めていただくため,米山梅吉氏が逝去した日(4月28日)を含む4月22〜28日を「米山週間」と決定したことが始まりです。その後,ロータリー雑誌週間と重なっていたことや,事業報告書を各クラブに送付する時期の関係から,米山週間が10月に移され,1983年度からはロータリーの週間制度が「月間」となり,現在は米山月間が10月になったということです。
 米山梅吉氏は,1920年10月20日に日本で最初に設立されたロータリークラブである東京ロータリークラブの初代会長でした。今月(2020年10月)がちょうど,日本のロータリー100周年となるわけです。米山梅吉氏は,ハンセン病・結核・癌研究の助成など多くの社会事業・医療事業に奉仕し,また子どもの教育のために私財を投じて小学校を創立し,「他人への思いやりと助け合い」の精神を身もって行いつつ,そのことについて多くを語らなかった陰徳の人であり,1946年に逝去されました。
 米山奨学事業は,日本最初のロータリークラブの創立に貢献した実業家米山梅吉氏の功績を記念して発足しました。この事業は1952年に東京ロータリークラブで始められ,1954年9月に第1号の奨学生がタイから来日し,やがて日本の全クラブの共同事業に発展し,1967年に文部省(現在の文部科学省)の許可を得て,財団法人ロータリー米山記念奨学会(現在の公益財団法人ロータリー米山記念奨学会 http://www.rotary-yoneyama.or.jp )となりました。
 ロータリー米山記念奨学会は,勉学,研究を志して日本に在留している外国人留学生に対し,日本全国のロータリアン(ロータリークラブ会員)の寄付金を財源として,奨学金を支給し支援する民間の奨学団体です。年間の奨学生採用数は860人(枠),事業費は14億4千万円(2018−19年度決算)と,国内では民間最大の国際奨学事業となっています。これまでに支援してきた奨学生数は,累計で2万1023人(2019年7月現在)。その出身国は,世界129の国と地域に及びます。将来母国と日本との懸け橋となって国際社会で活躍する優秀な留学生を奨学することを目的とし,奨学金による経済的な支援だけでなく,ロータリークラブ独自の世話クラブとカウンセラー制度による心の通った支援があることに特色があります。
 今日の日本をとりまく世界情勢は混沌としておりますが,この米山奨学事業の使命は,「民間外交として世界に平和の種子を蒔く」という点にあります。事業創設の背景には,当時のロータリアンの次のような思いがあったと言われています。「今後,日本の生きる道は平和しかない。それをアジアに,そして世界に理解してもらうためには,一人でも多くの留学生を迎え入れ,平和を求める日本人と出会い,信頼関係を築くこと。それこそが,日本のロータリーに最もふさわしい国際奉仕事業ではないか」。この使命は変わることなく,それどころかますます重要性を増しているように思います。米山月間を迎え,会員の皆様に改めまして,米山奨学事業の意義と重要性を確認いただき,今後ともご支援いただきたくお願い致します。
 

 

幹事報告
●BOX配布物の確認
 ・雑誌類=ガバナーズレター
 ・「エコ・ドリーム運動」9月取組表
 ・2020-21米山記念奨学会「豆辞典」

●ロータリーレート  10月1ドル 105円

理事役員会等
 ・本日、例会終了後12階「ライラック」にて第4回理事役員会開催

委員会報告等
 ・出席=出席報告
 ・人間尊重、社会奉仕=「エコ・ドリーム運動」8月分取組結果報告
   及び9月取組表作成

 

 

 

 

 

 

【第1879回例会のアルバム 23枚】
 

【10月誕生日会員】

【会長時間】

【出席報告】
【エコ・ドリーム運動について】
【ニコニコ箱時間】
 【クラブフォーラム(米山奨学)】

 

 卓話者:安藤R財団・米山奨学委員長

 米山奨学について、7テーブルに分かれて討議し、
 各テーブルの代表者が発表した。

 



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