広島・Hiroshima Center Rotary Club | 広島中央ロータリークラブ

会長時間

　　米山功労クラブ感謝状披露（表彰回数 19回）
　　2017年9月現在19,231,500円
　　「米山功労クラブ感謝状とチョコレート〈カカオ〉について」

　皆さんこんにちは。２週間ぶりの例会ですがお変わりありませんでしょうか。
　本日はお客様に在広ＲＣの檜山様、卓話の中山様、そして入会予定の川村様、西川様に来て頂きました、どうぞごゆっくり例会をお楽しみください。
　また本日は久しぶりに休養されていました前原会員が復帰されました。どうぞ又クラブを盛り上げて頂きたく思っています。
　さてまず始めに、本日は米山功労クラブ感謝状を披露致します。
　表彰は１９回目で、今までの広島中央ロータリーの在籍、また現在在籍されているロータリアンの皆様によって、２０１７年９月現在１９，２３１，５００円になっています。この米山功労クラブ感謝状は、ロータリー米山記念奨学会が「平和日本を世界に理解させるために、アジア等の国々から一人でも多くの留学生を日本に迎え入れて、平和日本を肌で感じてもらうための国際親善と世界平和に寄与したいという願い」でロータリアンからの寄付を募り、その額が１００万円に達する毎にクラブに贈られています。
　本日の会長時間は、健康に重要な食生活における嗜好品のチョコレートについて、先日講演があった広島大学名誉教授の佐藤先生のお話をお伝えしたいと思います。
　一般にチョコレートのイメージとして、四つの誤解　①にきびが出来る、②虫歯になる、③鼻血が出る、④太る、といったものがあります。実はチョコレートは体に良く、成分のカカオにはポリフェノール（カテキン、エピカテキン）、アルカロイド（カフェイン、テオブロミン）、ココアバターがあります。チョコレートの原料カカオ豆のカカオの木は、赤道＋―２０度以内の熱帯雨林にしか育ちません。カカオは、昔は不老長寿の飲み物で約４０００年前から中南米の王族・貴族・兵士が飲んでいました。カカオ豆は貨幣と同じで、たとえば鳥一羽１００粒、一個の卵は３粒、ウサギ一羽１０粒、奴隷一人は１００粒でした。１４９２年コロンブスがアメリカに上陸して、それから世界中に広まりました。カカオの木の学名には、テオブロマ、ギリシア語でテオ〈神〉、ブロマ〈食べ物〉神の食べ物（テオブロマ）、スエーデンの世界的有名な植物学者リンネが命名しました。
　チョコレートの栄養効用（ポリフェノール、アルカロイド）は、抗酸化、抗癌、糖尿病予防、動脈硬化予防、血流の促進、そして認知機能の維持がありますが、現在内閣府戦略計画でも脳に対する機能研究が進められているそうです。
　研究報告（国際スポーツ栄養学科誌　２０１５）では、本日の卓話の中山様のようなサイクラーの酸素消費量についての実験があります。９人の男性サイクラーに２週間、４０ｇのダークチョコ（カカオ入り）摂取またはホワイトチョコ摂取、そしてチョコなしで、運動してもらうと、その結果は酸素消費量が１３％低減（ダークチョコ摂取）、走行距離が１７％アップ（ダークチョコ摂取）になりました。仮説としてカカオ豆中のポリフェノールが血管を拡張させ酸素消費量を低減したという報告がありました。しかし実際この成分は、血中に入らないので、腸内細菌を変化させＮＯを増やしたのではないかとも言われているそうです。
　またチョコレートの香りには、落ち込んだ気分を高揚させる作用と興奮した気分を沈静させる作用があると言われており、失恋したらチョコレート、試験や試合の前にはチョコレートが良いようです。
　我々ロータリアンにとって奉仕活動を実践するに当たり、チョコレート（カカオ（神の食べ物））は、癌を含めた生活習慣病の予防と認知機能維持にちょうどいい食べもののような気がしました。

幹事報告
　●ＢＯＸ配布物の確認
　　①ロータリーの友誌　
　　②理事役員会議事録・１１月例会プログラム
　　③地区大会最終案内

　●回覧物　
　　①新会員歓迎会及びＲ情報集会出欠表
　　②創立39周年記念例会出欠表

　●ロータリー情報ハンドブックの追加注文を受け付けます。
　　ご希望の方は今週中に事務局までご連絡ください。

委員会報告等
　・職業奉仕＝ロータリアンの行動規範唱和
　・出席＝出席報告　
　・ロータリーの友紹介

【第1768回例会のアルバム 15枚】
	会員誕生日

	米山功労クラブ感謝状披露







ゲストに、ヴィクトワール広島の監督兼ゼネラルマネージャーの中山卓士様をお迎えし卓話が行われました。



2017年10月16日	>> 一覧へ

2017-2018年度　10月期　第1768回例会記録