広島・Hiroshima Center Rotary Club | 広島中央ロータリークラブ

会長時間

「規定審議会の決定事項とこれからのロータリー
～今、ロータリーはどう変わろうとしているのか～」

　昨年7月から始まりました会長時間は、本日で40回目なり、昼の例会最後となりました。2016年4月に開催された規定審議会の決定事項についての解説が、「ロータリーの友」1月号に掲載されました。皆様はすでに目を通しておられることと思いますが、これからの私たち広島中央ロータリークラブの進路にも、大きな影響があると考え、私なりに少し勉強してみました。　今後、その内容について、皆様とご一緒に考えてゆくきっかけになればと思います。
昨年のソウル国際大会で、ジョン・ジャームＲＩ会長は、「ロータリーの潮目が変わった」と呟かれました。これは規定審議会の結果を受けて、ロータリーの歴史の転換の年となるのではないか、ということを意味していると言われています。
今回の規定審議会の決定では、2つの意義が示されています。
1つは、クラブ運営に柔軟性を認める新しいルールが導入されたことです。これは、クラブの組織を時代のニーズにマッチするように変えて、クラブにとってさまざまな課題解決の選択肢が増え、クラブの活性化を促し、RIからの強制でも推奨でもなく、クラブ運営に関してクラブに自由度を与え、クラブの自主性を拡大したものです。
世界各国の35,000のクラブは、歴史、規模、地域特性など、すべて異なっており、この多様性に富むクラブを、一定のルールで一元的に縛るより、地元のニーズに応じて新しい会員の種類をクラブ細則に追加し、クラブ会費、出席要件、奉仕活動参加等について、独自にクラブが決定できるようになりました。
日本のロータリークラブでは、規定審議会で採択された会員資格の緩和、民主化に現状のままでは対応できる形になっていないとも言われているようです。
将来のロータリーを担う若い世代が入りやすいクラブ、地域の特性を生かした地域密着型のクラブなど、未来のビジョンづくり、理想の未来像について、クラブの全会員が議論を尽くして、夢を語りながら、私たちのロータリークラブの新しいページを開いてゆくことも必要かと考えます。
2つ目の意義は、ロータリーの伝統的な基本理念や職業分類などの核心部分は、全く変わらなかったことです。
つまり今回の決定は、ロータリーの哲学を変えるものではなく、組織を変えるかどうかクラブに委ねられているのであり、ロータリーの方法論は変わりましたが、ロータリーの本質は変わらなかったということです。
今年は、ケネディ元大統領生誕100年ですが、未だ米国ではその人気は衰えないと言われています。ケネディ大統領は大変有能なブレーンに囲まれていたと言われますが、その一人ラインホルト・ニーバーの言葉を紹介させていただきます。
「神よ、変えることを大胆に変える勇気、変えていけないことを受けとめる冷静さ、そして変えることと変えてはいけないことを見極める賢さを与えたまえ」
ロータリー財団100周年にあたり、規定審議会で検討された事項について、私たち広島中央ロータリークラブも、このロータリーの伝統的な基本理念や本質を復習し、変えるべきことと変えてはいけないことを見極めることも大切なことかと思います。

【連続100％出席】		【結婚記念日】
	古澤宰治君 14 年間吉川修平君 13 年間城本健司君 8 年間澁谷紀子君 7 年間城川大二郎君 3 年間柳田実郎君 3 年間古川善也君　1 年間		土肥博雄君 11 日西井裕昭君 12 日小佐古哲哉君 17 日山本昌弘君 22 日１土谷治子君 26 日

【入会月】		【創業月】
	原田啓吾君 S63 年古澤宰治君 H15 年吉川修平君 H16 年城川大二郎君 H17 年城本健司君 H21 年澁谷紀子君 H22 年田中純子君 H24 年西井裕昭君 H26 年柳田実郎君 H26 年古川善也君 H28 年		大井太郎君チチヤス（株） 1886.6.1



2017年06月12日	>> 一覧へ

2016-2017年度　6月期　第1754回例会記録

【第1754回例会のアルバム 11枚】





		序破急　代表取締役社長の蔵本順子様をお迎えし卓話が行われました。